メンがヘラったときの日記。
東京に帰ってきて数日が経つ。
地元はやっぱり田舎で、実家はあたたかくて(一人暮らしの部屋より暖房機能がよい)、朝起きたら「おはよう」と言う相手がいたり、何しているわけでもないのに近くに人の存在を感じる、というのは何かしらの効果があるなと思った。ブログを実家で5記事以上書いて投稿しまくって、久々に「もうお風呂入れ!」と怒られた31歳。「入らない!!!!!」と言い返したムスメ、かみなし子。
最後に街中を歩いたけれど、タバコ吸うところがすごく少なかった。東京よりも条例が厳しいらしく。昔は全く気にならなかったこと。実際に実家ではほとんど吸わなくて済んだけれど、自分の心の持ちようというか。「口さみしい」「やることがない」という理由だけで惰性で行う習慣。吸わないと、何か食べてしまうんだよね。実家のミカンはおいしかった。
一人暮らしでも全く困ることはそうそうないのだけれど、久しぶりにメンがヘラった夜があった。
ツイートを書いては、投稿せず下書き保存。中途半端なメンヘラなので他人様に迷惑をかけてはいけないと、誰かにLINEしたり、着信履歴を残すこともできなくて、歩いていると涙があふれそうになり、なんだこれ?と自分でもわからなかった。ダメージを受けていない気でいたが、心配事が心の片隅にいると、やはり何かしらの不調が出てくるのかもしれない。
一晩、うーどうしよう、とうなったけれど、やはり中途半端なメンヘラで夜はぐっすり眠れる性質なので、ひとしきり眠って、起きて、太陽を浴びたら、「あぁ昨日は何もしなくてよかった」という安堵があった。
今のところ病院やお薬にそういうお世話になったことはない。
ただ、一人暮らしのそういう困ったところが、一人で落ちたときに、上がってくるきっかけを見つけにくい。別に誰かと住んでいても絶対解決できるものでもないけれど。
落ちたときは、落ち切るしかない、と自分で誰かにアドバイスじみたことを言ったことがあったけれど、自分で割り切るのもそうそうできないことだなと、恥ずかしい気持ちになった。
関東は地震があった。緊急地震速報の音の方がよっぽど心臓に悪影響な気がしたが、いざ実際に地震が起きた時も、ちょっと目が覚めて、すぐ寝てしまった。果たして生き残れるんだろうか。
今夜、親友と久しぶりに飲む機会があるので、少し弱音を吐かせてもらおうか。