この記事は2018年6月の体験に基づいています。
白馬への旅行の際に、中日はまるっと暇だったのでおでかけした。
行ってみたかったのが、立山黒部アルペンルート。
かみなし子にとっては、雪の大谷のイメージが強かったの。最高20メートルになる雪を除雪して作る雪の谷間の道。
雪の大谷を楽しむ | 楽しみ方ナビゲート | 立山黒部アルペンルート
これも今調べたら6月まで見られたんだね。でも長野に泊まる予定だし、宿楽しいから帰りの時間を考えたら黒部ダムどまりだったの。長野のおそば食べたかったし。。左側の北アルプスエリア、大町から攻める。
6月は観光放水開始前で人は落ち着いている
というわけで、長野の市街地から車で目指し、扇沢からトロリーバスに乗って、黒部ダムを満喫してきた。この時期は大きな見ものはないのだけれど、それだからこそ、激混みではなくゆっくりのんびり楽しめた。もちろん6月とはいえ長野も少し暑かったけれど、十分な避暑になった。夏休みはベストシーズンなのか。
全く知らなかったけれど、タイトルの通り、実は節目の年として、ちょっと賑やかになっており、鉄分ちょっとだけあるかみなし子は非常に楽しめるものだったよー。
日本唯一のトロリーバス、ラストランなんだって
関電トンネルトロリーバス ラストラン(H30.11.30)に関する取り扱いについて|お知らせ|黒部ダムオフィシャルサイト
来年の4月の運行から(11月末から4月は冬期クローズ)、電気に入れ替わる。つまり、昔ながらの走行は今だけしか乗れない!。。。っていう謳い文句なんだってさ。簡単に乗せられるのはひねくれもののかみなし子としてはいただけないのだけれど、まぁとにかく、ちょっとノスタルジックに振り返るにはいいんじゃないかしら。
ちなみに詳しいことは、同じくはてなブロガーのひさ(kz_hisa) (id:kzlife)さんがすべて網羅されているので、全振り丸投げしてこちらの話題に関する情報を託します。手抜きじゃ、ありません(ここまで調べられない)。
ただのミーハーでちょっと鉄があるフラフラした旅行好きのOLが何を楽しめたかを、お写真つきでお見舞いするね。
旅程
長野方面から車で向かうよ。
扇沢からバスに乗る
駐車場は有料と無料がある。無料は道路を挟んで少し坂道を登るくらい。すでに雪山感があるけど、ここに行くわけで。
料金表
全行程で9,050円と見えるだろうか。うん。結構、ぼったkr、、、、、、、、、、
もちろんマイカーなんて無理だから。強気に出てくるよな。ケチブロガーとしては、なんとか安上りで行きたいものだけれど。かといてそれほど登山やトレッキングは興味がないのだけれど。
アルペンルートの先はこんなんだよ~、と、ところどころ案内が出る。ちなみにもっと高いところは11.7℃!6月だよ。
夕方だけど、地上、大町でこの気温。割と暑かったのに。
日差しがあったりするとダムの上なんかは少し汗ばむくらいだったけど、歩道(トンネル)なんかは、日陰だし、結構びっくりする寒さだったかな。とはいえ、観光だけが目的でガチ登山やハイキングでもないのんびりさんは長袖やストールなどの羽織るものがあればいいけど、なくてもいける。
トロリーバスに乗る
初代かな?レプリカかわいい
撮影コーナーで遊べるよ
乗り場もなかなか楽しめるものかと思う。実は行きは割とすぐにバスが来たものだから、すぐに乗り場に進んだのだけれど、並んでいる列のすぐそばにこんなコーナーがあるよ。かみなし子は帰り道すべてが済んでから堪能した。改札の行列の群衆の視界に入るところでやるのは少し恥ずかしいかもしれない。。。
帽子はリアルなものかな?エンブレムは本物っぽい!2つまであるから楽しめるよ。
はしゃぐ三十路。
もう一個の赤い帽子の方が女性らしいよね。(右側は失敗)
さぁ、出発である。トロリーバスだからといってそこまで走り心地は変わらない。上からぶら下がってはいるけども。途中の緑が綺麗。
バスは説明つき、途中で色も変わる
往復での利用なので、行きに慌てて写真を頑張って撮らなくてもいいんだけれど。。取り損ねたものは帰りのバスでも補完しているよ。
運転手さんの後ろで説明ビデオが流れるので見たい人はその近くにいると良いかも。かなり中の共鳴音が大きいので集中して聞かないと頭に入ってこないかも。実際はしゃいでてよくわかってない。
乗っているとまず目に留まるのが、トンネル一面光で真っ青になる。これは破砕帯と言って、水や土砂が吹き出して一番工事で苦労したところ。たった80mほどしかないのに、だそうだ。
途中で貫通点もわかる。これは感動だったろうなぁ。。
ついた
みんなが降りてちょっと空いたトロリーバスをパチリ〜。なんだかトンネルがたくさん分岐してて迷いそう(勝手に連れてかれるので迷うことは絶対ない)そして階段を上がる。結構あるけど、なんだか表示が。
あれだけ苦労した破砕帯で、湧き出る美味しい水を売りにしている。皮肉と言えるのか、今だから言える話なのか。。(この先も結構飲み場はあった)
ちょっとフォトをジェニろうとしていたり(さすがにこれは入らなかった)。すでに窓ガラス越しに景色は壮観。
売店を出て上に上がり、立山をのぞむ。
ところどころ、作業の様子がわかる展示もある。全部がスケール桁違い。
ほんのちょっとだけど雪が見える。
なんだかこの日はミャンマー?からのお客さんがいらしているようで、オレンジがたくさんいた。
観光放水は見れたらやっぱり圧巻みたいだけど、結構暑いのかもしれない。
ダムの上を歩くよ
近くのレストハウスでダムカレーもあるそうです。
途中でダムの折り返し地点が出てくる。またいじゃうやつ。
その中央地点から見下ろした景色。高所恐怖症だとクラクラくる?手すりはかなり高いので、落ちる心配はまずない。
時間が厳しくなるので、この先は行かず。引き返した。
現在は積雪も(!)
冒頭の公式ホームページを見たら、弥陀ヶ原(1,930m)、天狗平(2,300m)、室堂(2,450m)、大観峰(2,316m)、黒部平(1,828m)まで「積雪あり」の表示。
いやーすっかり冬だね。自然は厳しいな。
以上が6月の出来事だったけど、まさか、4か月後にまた黒部を目指して旅するなんて思わなかった。今年は個人的な立山イヤーだったのかな。
さらに今後、黒部ダムを目指してトロッコ電車も延伸する計画が今年になって出てきたし。色々と楽しみである。関電のツアーとか行ってみたいなぁ。。
次こそ雪の大谷!いつかね。