かみなし子こんにちは

取り留めなくおんなひとりの生活をつらつらと

かみなし子こんにちは

5月5日の日記:ママの愚痴を聞くお仕事

リアルタイムで書いてみる。今日のジョブは、「おかあさんのぐちをひたすらきく」以上。報酬は甘味。

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抹茶あんみつは愛。平和。

 

休みの日が続いて長い間一緒にいると、家族っておかしくなるみたい。母が日に日にイライラしていく、比例してどんどん喋らなくなっていく父。

 

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実家に帰ってからのわたしは1時か2時に寝て9時台に起きるという生活をしている。1人でいる時に比べて空が暗いうちに眠っているから随分えらいはずなんだけどmそろそろお母さんに怒鳴られそう、そんな連休後半。朝ごはんをのそのそ食べ、終わってゴロゴロしていると、「今から出かけるから準備して。」と低い声で言われる。断る余地はないので慌てて化粧をする。

 

いや、ちょっと脚色しているな。「藤の花を見に行かない?」だった。行き先と藤のワードを入力してTwitterで検索すると、ピークは越えた模様。まぁ、多分家を出たかったんだと思う。

 

バスに乗っていてもカフェにいても、家族連れを見つけても。決まって出るのは父をなじる話題だ。なぜ藤かというと、「あしかがフラワーパークに行きたいのに連れてってくれない」というのが真相だったらしい。うわー妻であるあなただから言える発言だよ、あんた強いよ。わたしは頼める人なんて誰もいないぜ。敢えて誰も誘わないし行くなら1人で行くぜ。と思うけれどギャラの抹茶あんみつは支給されているので相槌を打つのみ。もうここが足利でいいじゃん。

 

しかし、連れて行ってくれないという理由ももちろん、ことあるたびにお父さんの話題が出てくるのは、お母さん、あなた。相当お父さんが好きなのね。構ってくれなくて寂しいとは言えないのね。そして娘をサンドバッグにするわけね。そうして結婚生活への絶望を育ててくれるわけね。「この人と添い遂げる」、というのは、逆に言えば「この人以外はダメ」ということも表裏一体なのだな。でも自由は不自由でもある。ずっと1人の私はそう思う。

 

シジュウカラ(1) (ジュールコミックス)

シジュウカラ(1) (ジュールコミックス)

 

「私も/もう一生夫としかしないんだろうな」とつぶやく既婚女性のお話。

 

聞いてくれる娘がいてよかったね、お母さん。でも、そういう子どもに育つかどうかはガチャである。帰りのバスで、まぁイヤイヤというか、お母さんを困らすタイプの5歳くらいの男の子が2人で言い合いをしていて、子どもの無邪気な行動が全てお母さんのイライラにつながる感じ、御多分に洩れず自分もイライラしたりして、「子どもを産んでも好きになれなかったら嫌だなぁ」と、ありきたりなことを思ったりした。

 

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お目当ての藤は予想通りくしゃくしゃに水分を失っていて、人も集まっていなかったけれど、暑いからお祭りの屋台で買ったビールを飲んだわたしたちには後に話すネタができたとふふっと笑った。日差しは強い、でも湿気は低い、5月の陽気。若葉が柔らかく緑は鮮やかで、それだけで外出した意義はあったと思える。混んでるの嫌いだから混雑する休日に外出するのは嫌いだし実際疲れたが、だからといって我慢大会のように家から一歩も出ないのは違うし、帰ってきて化粧やら日焼け止めのドロドロや砂ぼこりを落とすために帰る家はある。

 

実家、クソ田舎すぎて見たかったネモフィラも見つける。わたしの独断でひたちなかはここにする。

 

 

全然関係ない話。ちょっと暗いけど、自殺の話。避けるべきかもしれないけれど、だって多いんだもの。否が応でも考えてしまう。

 

先ほども人身事故。大観衆の目の前で飛び降りる事件もあったようだ。連休明け、これから増えるんだろうな、春なのに。春だから。これだけ日差しが眩しくて、セロトニン出そうでも関係ないみたい。Twitterだけは写真を撮るしアップするしつぶやく。追悼の意も含めて陳腐なことは言えないから全て省略するけれど、たくさんの人の目の前で命を終わらせるってどういった背景や原因があるのだろう、と疑問に思った。ネットで調べても出てこなかった。どちらかと言うと、人の目の前だから死を選ぶ、というより、どんな状況下でも死を選ぶしかない、という文脈の方が正しいのだろうか。今のところ自分にはそんな勇気と行動力ももないけどね。死にたい、というのではなく、生きていたくない、そんな感じ。だいたい、5月病なんて。年中鬱々してる人間にはちっぽけなもんですよ。あまりここ最近は年度をまたいだところで変化もないしな。

 

そろそろ連休も終わるけれどそこまで悲観していないかも。月曜日が休みって大きいよね、そんなに変わらないような気もするけれど、日曜日が最後っていうのより精神的にはマシな気もする。多分帰ってから絶望するパターン。でも、わたしみたいな不真面目な会社員は、「うわー休みボケだわーww」とかいって火曜はサボりサボり座り続け、「もう疲れたんで帰りますw」と定時で帰るのが想像できるから。だから火曜日は仕事始めではありません。

 

とりあえず早起きして混雑電車を避ける生活パターンは作りたいものだ。

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