今週のお題「おとうさん」
母からLINEが届いた。お父さんとケンカした。別れるって言われた!と。プンスカした口調とは違い、電話したら声が震えてた。憤りが過ぎると泣けてくるよね、わかる。今やわたしを産んだ30歳上のこの人は女友達という感じしかない。だから2時間長電話して、結局男って、みたいなありがちな悪態をついて、くだらない話をして、また旅行行こうか、って話で締めた。
わたし自身も先週末はこの60過ぎの男1人のために数時間泣きじゃくってすっかり恨み節しかない。それを打ち明けたら見事にわたしも泣いた。2人泣かせる罪な男なのだ、自覚ないんだけど、自覚ないから更にたちが悪い。しかし別れるって言うなんて珍しいなぁ。無関心の極みみたいな人だから。年取ると攻撃的になるのかしら?2人とも父を好きなのに、気持ちが届かないもどかしさ。同じ家に住んでる方が余計に息苦しさがあるのかもね。1人のわたしが羨ましい羨ましいと言っていた。もう母も祖父の遺産で遊んで暮らせるお金はあると思うのだけど。
もともとの発端は父の日のプレゼントをどうするかというところで、拗ねてもうあげない、とも思ったけどクラフトビールの8本セットを贈った。ここは広報含めて好き。都内で気軽に飲めるお店を知らないので、限定ビールが飲めたイベントのある日比谷に飲みに行けばよかったかなぁ。
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結局、血縁とか姻戚とかいう関係になると、それはもう継続するのが義務で努力しないとうまくやっていけない、という印象しかない。それはわたしが他人に気疲れをするゆえ1人が楽、と思うからなのかもしれないけど。かと言って1人が幸せとも思えない。どちらの進路も絶って自分の首を絞めている。
深夜1時から映画を見始めた。40 year-old virginのスティーブカレルがカウンセラー。セックスレスの話で、アメリカはセラピーを自然に受けているよね。わたしは性のことについてはオープンに語りたいタイプだけれど。
一度できた関係を続けるとは実に難しい。
わたしは長期的に関係を続けられない人だから劣等感は感じているのだけれど、最近の例で言えば、少し仲良くなった人と距離を置かれることがあって、そんな苦痛に耐えられないでいる。ちょっと幸せを感じて失うくらいなら、最初から知らなきゃよかった。そう思うことしかできない。