かみなし子こんにちは

取り留めなくおんなひとりの生活をつらつらと

かみなし子こんにちは

電車の向かい合わせの席に座ったのが元フレンドだった地獄の15分間

お題「今日の出来事」

いたって普通の日記です。
かみなし子です。

 

これを書いている時はまだ気分が落ち着かず、心拍数が高い。

 

大して面白いこと書けないんだけれど、このシチュエーションそのものが面白くなくて何が面白いんだと。

目次

 

月曜日。もちろん会社だったが、残業時間が上限に近づき、残業禁止期間に入ったので定時上がり。モスでブログの大作を書いていたけど、書きたいことがありすぎてなかなかまとまらない。うーん。ジムのWi-Fi拾って続きをやるのも手だけれど、頭痛もかすかにするし、まっすぐ家に帰ろう、と駅へ。いつもの車両のいつものドア付近に待って、席も空いているので座る。数駅進んで、相変わらずブログの記事を書き進めるけど、ふと見上げた、通路挟んだ先の向かい側の男性。

あ、こいつ、したことあるわ

 

ステイ・フレンズ [DVD]

ステイ・フレンズ [DVD]

 

この映画かわいくておススメだよ。

 

何をしたのかは、悟ってください。「せをはやみ」~と、一句ありましたよね。一応ちゃんと婚活の過程でお出会いした人でした。

 

顔が似てるな~と思った直後、即認識。あーこの靴、前履いていた。なんかバッグも見たことあるかも。そういえば職場は、、わたしの職場の数駅先の同じ沿線だった。家も同じ路線だったわ。なんでこんなに何万人と移動して、車両も6両とかあって、この車両のこの席なんだよ。。。わたしの降りる駅のエスカレーターが一番近いところなんだよ!やめろよもうしばらく乗れないだろ!あとついでに言うとなんでお前んちの柔軟剤はうちの実家のと同じなんだよ!!!やめて!どっちかというとお母さんあれ使うのやめて

 

おそらくバレない服装ではあった

幸か不幸か、普段のかみなし子はマスク通勤のメガネすっぴんスニーカーという、女性はおろか社会的生活をする人としても終わっている格好をしていたから、おそらくバレていなかったとは思う。 女子力を著しく下げることは防御力にもなる。ナンパとかどうでもいい生き物に性的な目線を向けられることもないし。 だが顔が上げられない。今更席を立って変えたり、目立つことはしたくない。考え事しているふりをして手を顔にかける。ジョジョ風。それでも耐えられない。人が増えてきて間に人が立てば問題ないのに、こういうときに限ってわたしの目の前に人が立たない。もう無理、と膝に突っ伏して寝たふり。微妙に顔を上げることになるからスマホもできず、無言で耐えるのみ。かみなし子の降りる駅の方が手前なのだが、15分間ほどの時間がとにかく苦痛、こんなにも長く感じる15分間は久しぶりだった。最近Twitterもやっていないから叫びたくてもできないし、LINEで女友達に実況したいと思ったがこれはネタになるなと思ってしまうブログ脳。

実はこの彼、すでに拙ブログに出演済み

その節はどうもありがとうございました。

No.5:インポサイコパス

大学Fラン→転職を経て大手企業。後付けのマウンティングで仕事できない人や女性をdisりまくるサイコパスと思いきや、ベッドの中では甘えたで、インポッシブルだった。気弱を隠すための去せ、、いや虚勢だった。告白されるも飲み友達を目指したが、家に連れ込まれ、またお立ちにならず。キレて帰った

kaminashiko.hatenadiary.jp

 

うずくまりながら、思い出す。そういえばこの男と、ラ・ラ・ランド観に行ったな。。。

 

ラ・ラ・ランド スタンダード・エディション [DVD]

ラ・ラ・ランド スタンダード・エディション [DVD]

 

脳内に駆け抜けるメロディ。

www.youtube.com

そして、脳内に浮かぶ単語。

 

ち・ち・ち・んぽ。。。

 

イ・イ・イ・ンポ。。。

 

この電車の、この車両の中で、この人がインポッシブルだということを知ってるのはおそらくわたししかいない。。。

 

そんなことが思い浮かんだら、BGMもあいまって、うずくまりながら肩が動いてた。

 

ラ・ラ・ランドを観た後、渋谷のダイニングで、いきなり「付き合いたい」と告白された。ありがたく思いつつも、今までのその態度から「いや気持ちがあなたもそこにはないでしょう?」と、保留にしつつ、帰り際。まあやれることはやっておこうかな☆と彼の部屋へ。緊張からなのか、コンプレックスからなのか、まあ勃たなかったんだよね。それでも当時のかみなし子は気にしていなかったので、正式に付き合う前に恋人ごっこをしたけれど、やっぱり他人の悪口を言ったり、能力のなさを侮辱したりするところに人間としての尊敬を感じなくて、自信がないわたしだから自分が言われているような気になって、恋のモードには入らなかった。何度か会ったけれど、ワクワクもしないので、だんだん返信が面倒になっていった。呼ばれるのもヤリたいからでは?と思ってしまうからテンションが下がるだけ。

 

彼との終わりは、いわゆるFO、フェードアウトだ。20代も後半になると捨てられることはなくて、予防のためにこちらから捨てていた。最後に友人としてなら会えるかな?と思って声をかけてみて飲んだら楽しくて、さあ帰ろうと思ってバイバイしようとしたら家に連れこまれた。そのときももちろんご本尊は横たわっているだけだったのである。呼んでおいてそれかよ!!!奮い勃てよ!おもてなししろよお客様なんだから!!・・・・とは言葉にはせず、終電前に服着て帰った。心の中では結論が出て、「もう会いたくない」、そう強く思った。数日後、「映画観ない?」と普通のLINEがきたけれど、未読スルー、ブロックはしたのかな、してないのかな。そういえば名前なんだったっけ。

 

一度、いたしてしまった人は嫌いになれるのだ。どちらかというと生理的に無理になる。変なところで潔癖というか、純粋ぶるわたしだ。無駄なことなのに。

kaminashiko.hatenadiary.jp


過去に別れた人は死んだものだと思っているけど、別に攻撃的な気持ちはないから、せめて別次元に住んでくれと思うよ。。

 

一応ひどい振り方をしていないとは自分で思っているけど(とはいえ振った人間が負う罪はあるかもしれないけど)、人に恨まれるようなことはしないものだと、切に痛感した。逆恨みされて背中包丁で刺されたりとかしたらたまらない。だから自分の家は教えない、というルールを徹底しているのもその理由の一つだ。家を知っていた元婚約者でさえ、攻撃的なことは言わないにしろ別れを告げてからは合鍵を渡していたから鍵も付け替えた。痛い出費であり勉強代だった。

kaminashiko.hatenadiary.jp

 

人への接し方は、おとうさんのアドバイスを守っているよ

かみなし子のおとうさんは「お天道様がいつも見てるからと思うと、悪いことはできないんだよ」とよく小さい頃から言っていたけど、相手の傷つくことはしない、ということは今も大事にしている。おてんとうさまはかみなし子のやってることをどう思っているんだろう。。。

 

東京せまいこわい。

 


最後に、インポッシブル関係で悩んでる方がいらしたら、気分害されたらごめんなさい。好きな人ならそれもいとおしいよ、冗談抜きで。いやマジでマジで。

 

かみなし子でした。