今の自分を思うと、成長してないな。
この記事は2013~2014年の体験に基づくものです。
学生時代は茶道をやっていてお茶碗や水差し、香合の美しさにため息をついていた。一人暮らしを始めてから自分の部屋にお気に入りを置けるようになり、陶器や磁器、「うつわ」の世界に魅了されている。有田焼、唐津焼、波佐見焼、萩焼、織部焼、楽焼、九谷焼、、、。ここらへんは旅行でも訪れて、記憶をたどるのによくて、重いというのに買って帰ってしまう。
文化の日といえば、秋の陶器市。ブロガーさんが素敵な写真をアップしていたので、思い出した。
1回だと思っていたら2回も、それも連続で行っていた。当時の写真を振り返る。情報は古く確実性はないので上のブログ様をご参照ください。
1回目:2013年11月秋の陶器市
婚活に疲れたOLが思いつめて飛び出したっていう経緯
まずこんな写真撮ってるのが前日の1:47。やべえやつや。(天井の写真をインスタにィィィィィ)
後日の友人とのメッセージを見返すと、こういうきっかけ。
婚活のために男ウケを狙い自分を飾るのが嫌になった
27歳くらい?いわゆる妙齢期、焦りが出てきてこの後モラハラに遭遇したり婚約破棄したり迷走するのだが、それはまた別のお話。女子アナみたいな服を着るのに疲れたんだろうね。
一度は封印した森ガールに回帰。
朝一でグリーン車
そしてほぼ寝ないまま朝早めに起きて飛び出す。結構、当時の自分には珍しいことでドキドキしたな。ってかこれグリーン車か?よっぽどヤケになってるのかな。
上野発の~~♪って大体歌っちゃうやつ
コースはこれ。うわ~、iPhoneの画面がなんだか懐かしい。3G...
水戸線あたりだろうか、レトロになっていった。途中、本当に何もなくて、まぁそれは地元にも近いんだけど、とにかくぼーっとしていたのを覚えている。
当時の記録を見ると、そんなに狙ったわけでもないのにSLに乗れた!真岡鉄道。もおか。「鐡」の文字が旧字体だ。
もちろん家族連れが多くて、みんな喜んで迎える。
きた~
もうみんな、半狂乱。やっぱり小さなお友達より大きいお友達の方が元気だね。
パフォーマンスで汽笛を鳴らすのだけれど、もうこれがはんぱないwww大きいOLのお友達も1人ではしゃいでいた。
着くと、まずは壺がお出迎え。
さり気なく、ころんと転がっているのが陶器のまち。有田とかもこんなのだよね。当時Instagramで見た人の作品が好きで、こんな感じの。山野辺彩さん。人気すぎて1日目ですぐ売り切れるという情報だったと思う。
にぎわってまいりました
たくさん器がありすぎて、わからない。本当にわからなくなる。すべてのテントから1個ずつ買いたくなるけど、うつわのいいような悪いところは「重い」ところなので、1個ずつ買い足していくたびに罰か?というくらいに自分に還ってくる。車で来たらもう止まらないね。
思っただろう人がたくさんいる。車の量。
このころから流行りだしたのかな
たぬきたぬきたぬきと思っていたらいつのまにかふくろうになるグラデーション
あとは登り窯も見学して、
お腹は空いていなかったのだろうか、雰囲気のいい喫茶店(兼お店)でいただく。こう、実際に飲んだり食べたりすると欲しくなってくるから怖い。沼が深い。
帰りも17時に益子を出て、東京に着いたのが20時半ころ。小山(こやまではない)から湘南新宿ラインでも1時間半。でも、色々とほっこりする何かを持ち帰れた気がする。
何か「it」が欲しかったけど、選んでこれを買った
テントを何周しただろうかという感じだったが、迷いに迷ってこれ。益子焼らしさは低い。。白っぽいお皿が好きなんだよね。萩とか志野とか。刷毛目が綺麗でしょ?土ものは温度が伝わってきにくいので、お鍋の小鉢として使っている。無駄にペアにしてたのは20代のプライドかなぁ。。。
というのが、1回目初の来訪だった。
2回目:2014年5月春の陶器市:友人と買い物旅
ちょ、男子ィ!
正確には1年後でもなくて7か月後だった。佐賀の有田は、ゴールデンウィークが一番大きくて、秋の茶わん祭りが若干小さめの規模だけど、益子は秋も春も元気だなぁという印象(当時)。春はもっと、クラフトフェアみたいな、おしゃんな作家さんが多かった。陶器以外とか。
でも、せっかくだからTHE・益子焼みたいなの買いたい!と思って、ちょうど陶芸を少々体験に連れて行ってくれた友人を誘った。思えば当時はアクティブなわたし。遊びに付き合ってくれる友人も多かった(第二次結婚ラッシュの前)。
臨時増便の高速バスで行く
行きは電車だった?いや、朝の山手線だ。はちさんはやきものライナーを使用されていたけど、イベント時、もちろん安いしいっぱいになる。そんで、他の観光バスもバカスカ増便して、ちょっと割高だったりして。。いい商売である。
これは牛久のかの有名な、、、?
そして中心部で降ろされる。これは陶器メッセだったか、その近くの施設か。焼き物の成り立ちみたいなのもちょっとあった、記憶。
いいなぁポストこんなの家にあったらかわいい(奥さんのシャツもビビッドでかわいい)
ちょっとフリーマーケットぽい雰囲気も。ここで、カッティングボードを買った。オイル一度も塗ってないな。。。
買ったまな板が大きすぎたので、小ぶりのこちらの方が活躍していたりして。
陶器の髪ゴム。
これも買った。全然違うところで活躍されている人だった。ガラス釉って、きれいだよね。上のハートなのか葉っぱなのか、豆皿は鍵置きに。
「益子焼ってどんな特徴なんですか?」と聞いて、濃い茶色、と返された。「飴釉(あめゆう)」というそうな。たしかに、あめ色だ。
でもこの水色に魅せられて、こっちを買った。そばちょことセットだ!
そばちょこでビール飲んだりもしてます。陶器は泡がきれいに出るわよね(中は素焼きではないけど)
そしてキッチンドリンカー
もう、あれから5年か。なかなか北関東に行く機会がないから、泊まりでも、ゆっくりしてみたい。うつわを作っている里は、石が採れたり土が採れたりするところだから、割と奥まっていたり、街も小ぢんまりしているが、それもまたよい。
思った以上に今でも愛用していて、そのことに気づけて嬉しくなった。