さて年も明けているが、なんてことはなく通常運行でまいりたいと思う。
なんか不特定多数に挨拶するのって嫌いなんだよね。
好きな人には個別に伝えたい派。
SNS向いていないかもな、かみなし子です。
- 現在の腕時計のスペック
- そろそろイイ大人の女だし時計を新調したくなった
- メルカリを毎晩スクロールする日々が始まった
- 機能と値段とかわいさが見合わないので新調を断念(ここ結論)
- 衝動買いの衝動は一度胸にしまって、「本当に欲しいの?」を繰り返す
- 余談:電池がやけに早く切れて、オーバーホールを検討した
- 最近買ったApple Watchについてはまたの機会に
今回の記事、下書きの最終更新日が昨年の7月26日だった。
(しかもほとんど書き進めていなかった)
つまり、この頃から欲しかったけど、半年放置して、あきらめたという結果に。
結論というか現状(注:これを書き上げた2018年1月まで時間は走る)を先に書くと、紆余曲折あり、買っていない。そして今は「Apple watchが欲しい」というとんちんかんな感じに。実際に購入済みである(半年買ってそれもようやく購入したわけであるが)。このことを書くには今までの経緯を書く必要があるかと思ったので、先にかみなし子の腕時計について書きたいと思う。
現在の腕時計のスペック
生えている毛が映っていないかドキドキ
概要
- アニエス・ベー
- 購入価格23,000円ほど
- 主な特記機能なし(電波、ソーラーなど)
- ステンレスベルト・カラーはシルバー
- メルカリで中古が2000円で売られてる
こんなところか。
これ、高校生のときに母に買ってもらったもの。15〜17歳の頃から、とすると、そろそろ人生の半分を一緒に過ごしたことになる。ヒー三十路の半分。
留学したときも1年海外で共に過ごした。
もう、人生の相棒、いや伴侶と言ってしまって差し支えないよね。
そろそろイイ大人の女だし時計を新調したくなった
きっかけは結婚式にお呼ばれされたとき。
かみなし子、結構アクセサリーが好きで、材質は金(イエローゴールド)に惹かれ、集めがち。ドレスを着て、ちょっとゴージャスに着飾るときは、手持ちのアクセサリーに似合う、ゴールド系の時計が欲しくなった。
高校時代の時計だと、もういい年齢なんだから(当時は20代後半)、時計を1つくらい新たに買ってみることもいいじゃないか、と。
メルカリを毎晩スクロールする日々が始まった
こういうとき、衝動買い出来ないタイプの人間は「ひたすら探す・吟味する」のだ。
こうやってカメラロールは写真だらけになり、iCloudで沼が出来上がる始末。
お気に入りのブランドはなんとなくあったので、とにかく見続ける。
- アガット
なかなかメジャーなところではないか。少し相場は高めだろうか?若干キャッチーかつメジャーになりすぎてきた感があり、4℃の扱いに似ているかもしれない。
実際にメルカリでの登場回数はなかなかのものである。
でも、今までの時計同様、特記する機能がないのに高い、下手したらゴールドメッキ取れる可能性ある、など、見た目は可愛いがそれ以上に惹かれる魅力がない。お値段も高い。
- セイコー
天下?の国内メーカー。時計といったらここ感(かみなし子調べ)。カシオも見たけどなんだかカジュアルすぎて。綾瀬はるかの起用も手伝って、なかなか高級感も出している。
この時計を衝動買いしようとしてUターンして考えてたら2日であきらめてしまった。
あと同系統として
- シチズン
のクロスシーあたりもある。こちらは北川景子。
機能と値段とかわいさが見合わないので新調を断念(ここ結論)
さっそく結論を書いているのだけど、どうせ買うなら欲しかった機能や条件があった。
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ソーラー電波時計
国内メーカーではおなじみになってきた機能。電池を取り替えることがない、時間合わせの修正をいちいちしなくていい。最近、やけに電池交換のサイクルが小さくなってきたのも懸念の一つであった。
しかしこれを選ぶと価格が途端に高くなるデメリットも。そして、機種も限られるし、やけにフェイスがでかくなる。
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日付も知りたい
結構仕事とかしていて、「あれ今日何日だ?」って思うことが多い。こういう時に腕時計で見れれば便利なのにな、、、と思っていた。
これも大体国内メーカーものしかなくて、デザインが限られる。
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肌の色に似合う、手持ちのアクセサリーとけんかしない
かみなし子は色白でパーソナルカラーで言えばイエローベースのスプリングと言われたことがあった。かなり黄色みが強いゴールドが結果的に肌に映えると自覚している。
そうすると、このタイプの時計は少ない。アガットでも写真を掲載した2種類ほどで、国内メーカーのはシルバーが多く、あっても濃いめのピンクゴールド、「手持ちのアクセサリーに似合う」という目的にも合わない。
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着脱が簡単
こういう、華奢でアンティーク調の時計はベルト(チェーン)が細いので、着脱も今までと異なる。いままでは三つ折りベルトでパチン!ととても簡単だったが、
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もちろん可愛い
マストであり、最大の条件かもしれない。指から手首にかけては、自分の視界にも入るからこそ、テンションが上がるものでなくてはいけない(そういう理由でかみなし子はピアスやネックレスよりも、指輪やネイルの方が好きかもしれない)
衝動買いの衝動は一度胸にしまって、「本当に欲しいの?」を繰り返す
こういった条件のもと探して、最初は楽しかったのだが。
何度も、何度も、繰り返しぐるぐる悩んでいたら。
写真だけでお腹いっぱいになってしまった。
みなさんにはこういう経験ないだろうか?同感してくれる方がいたら、お友達。
お洋服とかも、買いに行くと、試着やらウィンドウショッピングを繰り返していくうちに、見飽きてしまう、疲れてしまう、何が欲しかったのか、そもそも本当に欲しいのかわからなくなってくる。「まぁ家になんかしら着れるものあるっしょー」と逃げるように家に帰ってくると、クローゼット開けたらあれ何もなかった(だから買いに行ったのだろう)という体験。
なので今回の腕時計も、
「あぁ。もう買わなくていっか」
なんて自然消滅した。という何も面白くないオチ。
時計は刻むものはすべて同じなのに、付加価値でどんどん値段が上がっていくのもなんとなく解せないんだよなぁ。と小市民は思う。負け惜しみともとられるだろうか?まぁそれでもいい。
貧乏人(根が貧乏性)でおしゃれじゃなくて、ものに執着がなく物欲がない人間に買い物したブログ記事とか書くの到底難題なのであった。
余談:電池がやけに早く切れて、オーバーホールを検討した
本当のオチはこちらである。
先日、冒頭で登場したアニエスベーの電池が切れた。
1~2年ほど持つはずであるのに、おそらく最後の交換から1年経っていない。
さすがにおかしいと思い、お世話になっている時計屋さんに相談。
「オーバーホールをすることで、寿命が延びると思いますよ」
楽器をやっていたときに聞いたことのある単語だった。
ふむ、機械だものね。そりゃそうだよな。
潤滑油の劣化や部品の磨耗が起こり、そのまま長期間放置すると通常より早く止まるようになってしまいます。
「電池交換をしても動かない」、「電池寿命が急に短くなった」 こんなときは分解掃除(オーバーホール)が必要です。
聞けば、オーバーホールは3~4年に一度するべきという。
うん、10年以上使用しているのに一度もやっていない。
逆に今まで使えていたことが不思議?
というわけで問答無用にオーバーホールを依頼。
9,000円かかりました。ちょっと痛い金額。だが今までもってくれたことを考えれば安すぎる代償かもしれない。
半年悩んだ時計(6万円)の購入は断念して、メンテナンス(9千円)で終了。
という形でこの時計探しの結末はあっけなくついてしまった。
これからも思い出は大事にしていこうと思うことにした。
(きれいなまとめ)(のつもり)
余談の余談
この時計がもっと高くて仕様が複雑だったら、メンテナンス費ももっと高くつく可能性がある。
刷り込みとは恐ろしいもので、最初に買ってもらったものに愛着をもった。それがたまたま安いことで、今後の維持費も安くて済む。
お金持ちの家に生まれていたら、学生のうちから良いものを買い与えておこう、なんてことになっていたかもしれない。
知り合いは良い歳になってからオメガに買い替えたそうだが。。
そのステップアップ志向は今のところかみなし子にはない。
生活水準を上げておくとさらに高くつくことも、覚えておこうと思う。
最近買ったApple Watchについてはまたの機会に
さてさて、実際はついに別の時計を買ったわけであるが、色んな理由(言い訳?)を用意して別の切り口で購入にいたった、と言いたい。
ガジェットであるわけだが、まぁ少しトレンドが落ち着いてきたところだが、
新しいおもちゃで遊ぶの、超たのしい。
こちらについてはまたレポートしたいとは思っている。
おしゃれしたいときは相変わらずメルカリで2000円の愛着のある腕時計でいきます。